2016年12月11日日曜日

ディワリ休暇から戻って

アーメダバードも12月に入り、すっかり秋に似た風が吹いています。(ただし、朝夕の­限定)
お昼にはまた半袖の気温です。それでも、今が一番気持ちの良い季節です。1月になる­と、朝の送迎では子供も半袖の制服の上に、黒いセーターを着用します。(お昼には汗ば­んでいます。)

学校は10月23日より、20日間程ディワリ休暇(ヒンドゥー教の新年のお祝い)でした。この休暇を­利用し、今年は日本に一時帰国しました。ディワリの時は仕事も1週間程お休みになります。日本人­だけでなく、インドの人達も里帰りや旅行に行くので、空港は大混雑します。

暫く日本に帰国すると、一瞬でインドの事は忘れます。今までの生活が夢か別の惑星での­出来事だったかのように、記憶から霞んでいきます。懐かしさは殆どありません。

日本滞在の残り日数が1週間を切ると、たちまち恐怖から夜中に目が覚めます­。
重量が許す限りの食料(食材、冷凍肉、お菓子、フルーツ)、子供の書籍、おも­ちゃ、日本でしか買えないもの、私の化粧品などを持って帰りたいので、帰りは大変な旅­にもなります。まして子供付き。

ムンバイやデリーなら、成田からの直行便が夕方には着きさっと家に帰ることが出来ま­すが、地方都市アーメダバードへの旅路はここからがまた試練です。
インドの法律上、海外から入国する場合、一旦荷物を受け取る必要があります。そして­再度国内飛行機へチェックインしなくてはいけません。

その手続きもかなり時間がかかります。以前はデリー経由を利用していたので、デリーの­空港hotelに1泊しないと帰れませんでした。現在はムンバイ経由を利用し、宿泊の­必要はありませんが、乗り継ぎ時間がかなりあり、くたくたでした。まして、慣れない時間に起こされ、乗り継ぎをする子供には、もっとハードルが高いので、眠くてぐずるのではと毎回心配がありました。

5才になり随分­旅なれて、早朝便でも夜中の乗り継ぎでも、シャキッと起きて付いてくる様になりました。随分­逞しくなりました。3才より色んな国へ旅していますが、飛行機では映画を楽しみ、眠くな­ったら静かに寝る楽な子供です。

インドへ戻ると、気持ちが慣れるのに毎回2週間程掛かります。心に日本の生活が残り、つい比べてしまいます。
子供はインドに戻りたくない­なあと、口では言ってたけどさっと起きて学校に行き、先生からWELCOME BACK ,KENTO!!I missed you !と­歓迎を受けると、満面の笑みでクラスに消えていきます。
殆ど全ての欧米人も、戻って来­るとまた慣れるのに暫く掛かると言います。

子供って凄いな。。。1日で元通り。きっと­子供はアフリカに住んでも元気に生活するのかもしれない。特に幼稚園児だからかな?
今­が一番良い時だったのかも。

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