2016年9月16日金曜日

子供の学校

息子の通う学校、AIS(Ahmedabad  International School)は、月ー金曜の朝8時半~12時半までになります。日本の幼稚園(年少、年中、年長さん)がこちらではNursery,Jr.Kg & Sr.Kgになります。息子は3年目になるので、今年の6月からSr.Kgになりました。
学校は家の向かいにある為、毎日一緒に歩いて登校しています。これが日常で唯一の歩く時間です。アーメダバードの道は牛や野良犬が我が物顔で横行し、車とバイクとオートリキシャも休みなく走行しているので、普通に歩ける道ではありません。空気も汚れています。雨季の時期には道路に水が溢れます。また、アーメダバードは年中暑い街です。4月から6月は気温が50度を越える日も多々あります。学校の夏休みは一番暑い時期、4月半ばから6月半ばまでになっています。

クラスは大体20人ぐらいで、Sr.KgはAからDまで4クラスです。International School ですが、殆どが地元の裕福な家の子供達で、外国人は数える程しかいません。息子は学校初の日本人になりました。その後、韓国人家族とイタリア人家族がやって来ました。
先生は全員インド人女性です。この学校は校長から全て全員が女性で、そこが気に入っている点の一つです。また、心配していたインド訛りの英語ではありません。

息子が入学した時は、学校に行きたがらず、Nursery に着いた瞬間大泣きし、どうしようと悩んだ時もありました。ベテランのインド人の先生から、あなたはさっさと帰ってと言われ、でも鳴き声が聞こえるので、心配でフェンスに登って教室を覗いて怒られた事もありました。
3か月もするとなんとなく慣れ、学校に行きたくない日も沢山ありましたが、とりあえず毎日学校に行き、迎えに行くと楽しそうにしている時も増えて来ました。毎日はらはらしましたが、そうやって1年が過ぎた事を覚えています。

2年目になると、クラス替えもあり、新しい先生です。クラスに着いた瞬間、そそくさと私の手を振りほどき、振り向きもせずクラスの中に消えて、先生に笑顔を振り撒き、毎日先生に日本語を教え、迎えに行くと楽しそうにお友達と笑っている姿を見て、ほっとしました。毎朝シルビア先生のおおらかな笑顔と、息子をAmazing と激励して下さる温かい誉め言葉に、どれだけ安心し励まされた事か。。時々親の方がストレスで暗い気持ちでしたが、先生の優しさに救われました。

3年目はクラス替えはなく、先生だけが変わりました。どうやら、2年に1度クラス替えがあるようです。今では、お友達もでき、好きな女の子もいて楽しそうです。ある日息子の好きなリーバちゃんに遭遇し、『あれがリーバちゃんだよ!!可愛いでしょ!』『ふーん。まあね。でもあの子の方がもっと可愛いじゃない?』とやっかみ半分で言ったら、冷たい顔で『僕にとっては、一番可愛いよ』とバシッと言われ、馬鹿馬鹿しくなりました。先が思いやられる。。やっぱり、自分の事でも考えよう。

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